2025.10.24
The Roots ~学生時代の経験~ VOL.14 コンサルタント職 K・Mさん
内定者の方がなぜ組織開発・人材育成を仕事にしようと決めたのか。
その背景となるエピソードをご紹介するシリーズ第14弾。
人によって背景となる経験は様々。
選考にお進みいただく方には
必ずお話しいただく内容になるので、書き方などを参考にしてみてください。

2026年新卒 コンサルタント職 内定者K・Mさん
出身学部 文化学部
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目次
Situation(状況)
私は高校2年生のとき、生徒会副会長を務めました。
生徒会本部は会長、書記を含む5名の役員と、十数名の一般役員で構成されていました。
コロナ禍の初期に生徒会が新体制となり、学校行事を開催することが困難な状況でした。
特に、コロナ禍以降初めて開催されることとなった球技大会の運営において、他の生徒会メンバーや先生方と協力し、工夫を重ねて運営を行いました。
Task(課題)
このとき、私は2つの課題に直面しました。
1つ目は、コロナ禍に対応した新しい運営体制を整える必要があったことです。
2つ目は、過去にルールの周知が全クラスに行き届いていなかったことです。
感染拡大のリスクを避けるため、応援の仕方や競技ルールを工夫しなければならず、また、1年生の時に得点係が時間通りに現れなかったり、競技時間になっても出場者が来なかったりするなど、ルールが徹底されていなかった経験を反省として感じていました。
Action(行動)
これらの課題に対処するため、まずは生徒会メンバーと積極的に話し合いの場を設け、私が考えた解決策を提案しつつ、メンバーからの意見を反映させました。
その上で、先生方にその解決策を共有し、協力を仰ぎました。
特に2つ目の課題に関しては、1年生時の反省点をメモとして残していたため、それを基に改善策を実行しました。
具体的な取り組みとして、体育館での競技では応援場所を2階に限定し、声を出す代わりに拍手やメガホンを使うように変更しました。
ルールの周知を徹底するため、当日の1週間前にクラス代表や体育委員に集まってもらい、質疑応答を行いながら説明会を実施しました。
また、当日の運営においても、イレギュラーな事態が発生することを予想し、生徒会役員に相談しやすい体制を整え、臨機応変に対応できるよう準備を進めました。
Results(結果)
その結果、コロナ禍に配慮した新しい形式の球技大会をスムーズに進行することができました。
また、情報共有を徹底したことで、1年生の時に比べて運営が円滑に行われ、次回に向けての改善点も記録として残すことができました。
この経験から、個人の真摯な取り組みと、多くの人の協力が合わさることで組織を動かす力を得られることを学びました。
採用担当Y・Kからのコメント
コロナ禍という制約の中でも、過去の経験を活かして課題を明確化し、周囲と協力しながら改善策を実行された姿勢が非常に印象的でした。
自ら考え、周囲を巻き込みながら行動する力は、入社後も大きな強みになると思います。
これからの成長と活躍を、私たちも心から楽しみにしています!
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
K・Mさんのエピソードはいかがでしたでしょうか。
ぜひ今度はあなたの経験も聞かせてください!おまちしています。
